しゃしん

伴先生(健康マージャン教室講師)と麻子さんとの会話


麻雀は人生を豊かにする文化


麻子……  
こんにちは! 
女性が安心して楽しめる麻雀があると聞いて
見に来たんですけど。初心者でも大丈夫ですか?
…… 伴先生 
全然問題なし。私は女性を対象にした
健康麻雀を教えています。
みなさん楽しそうでしょう。
どうです、あなたの麻雀の
イメージと違いましたか?

麻子……  
う〜ん、お店の中は、明るいし、
みなさんとっても楽しそうですね。
「健康麻雀」って「麻雀」とどう違うんですか?
…… 伴先生 
健康麻雀と言うのはまさに人生を豊かにする一つのきっかけ。
気持ちが盛り上がって楽しくなるから健康につながり、
頭も使うし、指先を使うので認知症の予防にもなるといいます。
そしていろんな人との出会いの場だし、
いつの間にか生きがいとなって、
みなさんいきいきと輝いてくるんです。

そのためには
  ・お金を賭けない
  ・大声を上げない(大きな音を立てない)
  ・たばこは吸わない(飲酒はしない) などのマナーはあります。

麻子……
みなさんの表情がいいですねぇ。それに背筋がピンとしてる。
麻雀でこんなに素敵になれるんだったら、
私もがんばってみようかな。
…… 伴先生
そう、麻雀はまず楽しくなくっちゃ。
こんなに面白い趣味はないんだよ。麻雀文化として確立されている。

麻子…… 
だけど、いろいろルールとか、パイの絵柄?みたいなものを、
覚えないと出来ないんじゃないですか?
ややこしそうですねぇ。けっこう不安・・・
…… 伴先生
みなさん最初、そんなふうに尻込みします。
でもぜ〜んぜん、そんな堅苦しいこといらないの。
だんだんに自然に覚えられるからね。

麻子…… 
安心したわ。それなら私でも一緒にできそう。


麻雀を楽しんでおられる方々の「声」を聞きました。


* 女性のための健康麻雀は安心
* 家でも家族と楽しんでます
* 余暇を有意義に過ごせるようになりました
* 楽しくて楽しくて生活にハリができました
* 友達が増えました


*** 伴先生の独り言 ***


私が教えている女性の多くは主婦の方ですが、
中には仕事してる人もいれば学生もいる。
数年前に『ボケ防止にまあじやんがええよ』といわれるようなってからは、年配の人も増えた。
80才を超えた人でも少しずつ少しずつ
確実に上手になっていく。
そこには驚きと感動がある。
私が教えている幸せはそこに尽きるのです。
今朝電車の中で、
ふと自分の学生の頃を思い出した、
あたりまえの話だが私も貴女も18才に戻ることはできないが、
まあじゃんは生まれた時(スタート)に戻ってやり直すことが出来る。
自由にどういう生き方でも(どんな手作りをしても)よいのである。
これこそまあじやんが人生の縮図、といわれているゆえんである。
驚くことにまあじやん牌の組み合わせは425京という。
同じプロセスで同じ形には一生なることが無いと言う事である。
『面白くて楽しくて3時間があっという間に過ぎた』
と言うような事が最近ありましたか?



KBS放送カルチャーの女性麻雀教室は昭和61年にスタートしましたが、
平成の初め頃に東京で日本健康麻雀の創始者である田嶋智裕氏に お会いしました折に、これからの麻雀業界はタバコ臭い男の世界という
イメージを払拭し「明るく、健康的で女性にも開放され、特に初心者や
初級者を大切に育てていかなければならない」というお話におおいに賛同し、 私も京都で初心者を中心に、健康麻雀を教え裾野を広げていくと約束いたしました。
平成6年にはKBS放送カルチャー女性のための健康麻雀教室とタイトルを変更し また健康麻雀アカデミーを主催しました。
田嶋氏とは団体名が日本健康麻将となった頃からは疎遠となりましたが、業界紙などで元気なお姿と意気健在な記事を 拝見しております。
雀英の頃には、団体の垣根をこえた多くの方々との交流もありました。
小島武夫先生、灘麻太郎先生、古川凱章先生のお話は長い実戦経験からの一言はずしりと重たく さすがに業界を長く牽引される方々だと感服いたしました。
特に古川先生とはご縁が深く3年間ほどほぼ毎日のように同卓し勉強させていただきました。


ルールの話


もう10年ほど前になりますが、たまに自宅で麻雀をしているという
初級者の麻子さんが不思議そうな顔をして伴先生に聞きました。

麻子…… 
今の先生の上りはツモとピンフでしたよね?
そうしたら子時には300点、500点の点数ではないですか?
…… 伴先生
いえ 400点、700点です。

麻子…… 
あら、私は主人にその場合は、300点、500点と聞きました。
…… 伴先生
はい 関西の年輩の方は、みなさんそうおっしゃいます。

麻子…… 
地方、地方で点数の数え方が違うんですか?
…… 伴先生
はい、地方によっては変わったルールも点数の数え方もあります。

麻子…… 
では、本当のルールと点数の数え方とは?
…… 伴先生
ん〜、一言では答えられないのですが、
この教室では競技麻雀とよばれている
ルールや点数計算を基本にしています。

麻子…… 
よく意味が分かりません。
…… 伴先生
例えば、関西の麻雀教室では少数ですが
ツモ、ピンフを300点、500点と数える教室もあると聞きました。

麻子…… 
ますます意味が分かりません。
…… 伴先生
そうですね、それぞれの団体や会でルールや点数の数え方が少しずつ違いますし、 これが本当のルールで点数の数え方だというのは定まっていないのです。
ですからツモ、ピンフが300点、500点というのは間違いではないのです。 そういうルールで競技しているということです。

麻子…… 
全国統一されていないのですね。
…… 伴先生
はい、それは日本の麻雀ルールの歴史の話になりますので簡略しますが、 今多くのアマチュアやプロ団体がありますがそれぞれにルールがあります。 またこれからも新しい団体やルールができると思います。
要するに、その団体や会の理念での決め事といってよいと思います。
ですからこの教室のルールは今もっとも多くの人達が楽しんでいる
競技麻雀をベースにしたルール、点数の数え方です。

麻子…… 
そういうことなんですか。
ところで私も練習や勉強をして
講師の資格をとりたいのですが、どれくらいかかりますか?
…… 伴先生
麻雀を教えるのに公的な資格というものはありません、
でも資格がほしいとおっしゃるのでしたら、
いくつかの団体が講師と認める資格書をだしていると思います。

麻子…… 
えっ、それも統一されていないのですか?
…… 伴先生
はい
でも今もっともメジャーなのは日本健康麻将協会だと思います。
この教室が始まったのはとても古くて、私はその前身であった日本健康麻雀協会の講師です。 その後日本健康麻将協会に変名し、京都で 最初と二番目に講師資格を習得したのは、私のアシスタントでした。

麻子・・・
それなら私も取りたいです。
…… 伴先生
もちろん試験がありますので人によって違いますが、
頑張れば早い人で2〜3年ではないでしょうか。

麻子…… 
じゃあ私の場合は5〜10年を目標にして頑張ります。
…… 伴先生
ははは(笑)大丈夫です、頑張ってください。


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